12/18/2010

Promote Yourself

昨日、西海岸でインターン先を探しているB-School一年目の人と話をした。できることを伝えつつ、気持ちを切らさないようにという話をした。


冬休みは、アメリカは基本的にみな仕事を休んで家族サービスをするので、Job Marketも一段落する。でも、できることはある。時間がある冬休みだからこそ、メールを出せば答えてくれる学校のOBはたくさんいる。また、もしすでに何人かの知り合いがいるなら、その人たちにクリスマスカードを出すべきだ。普段メールでのやりとりに疲れている僕らは、実際にカードをもらうと、ほっとする。実際のメールだからこそ、伝わるものもある。

また、今の状況でオファーがないからと言って、あきらめてはいけない。スタートアップの多くは、来年の夏休みのインターンのことなんて正直考えてられないところは多い。やっと3ヶ月手前くらいになって、「あ、インターンとってみようか」というところなんてざらにある。今の段階から軽くコンタクトしておいて、来年彼らが気持ちの上で余裕がきたときに、ぐっとくるアプローチをすれば、彼らの気持ちが変わることはざらにある。


その人と話をしていると、今の厳しいマーケット状況、そしてその人が抱えている不安と夢の入り混じった気持ちが伝わってくる。僕も同じ状況にかつていたから、よくわかる。


たいしたアドバイスができるわけでもないが、でも、伝えておきたい言葉がひとつある、と言って伝えたのが以下の言葉。


Promote Yourself.


これは以下の本にある言葉だ。
http://www.amazon.com/First-90-Days-Critical-Strategies/dp/1596590440/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1292735628&sr=1-1

この本は、MBAをはじめとする若手のManagement Career Ladderのものが、転職して最初の90日間で何をすべきかを書いたもの。Harvardをはじめ多くのMBA Candidateが読んでいる。この中で、最初にでてくるのがこの"Promote Yourself"だ。


実は、転職をしたときに、ハードルになるのは他人の自分に対する評価ではなく、自分の自分に対する評価だ。MBAを取得して、あなたにはマネージメントとしてやっていくだけの準備はできている。でも、あなた自身が、それを認め、自信をもってそれに見合う行動をしなければ、周囲が戸惑ってしまう。まずは、自分で自分を心理的にPromoteしなければならない。


振り返ってみると、特に日本人は若くして多くの人間の上に立って仕事をする機会も少なく、文化もないため、ついつい控えめになってしまう。でも、あなたは、MBAを取得し、日本のせまい企業文化の中ではなく、アメリカ、そしてグローバルなマーケットの中で若くしてマネジメントとして仕事をしていく道を選んだ。自信を周囲に示し、マネジメントとして人を率いるのはあなたの責務なのだ。


これは、職場に入ってからだけの話ではない。あなたはすでに、USのTop SchoolのMBA Candidateとして仕事を探している。Job Marketが冷えているかどうかに関わらず、いや冷えているからこそ、Managementの卵らしく、対等に自分の価値を相手に認めさせ、コミュニケーションしていくことが求められる。


他の日本人と話すと、場合によっては(根拠もなく)「この状況では無理だ」「この不況下で、そんな条件で交渉しているのか?!」といった反応が返ってきて、モチベーションが下がることもあると思う。でも、あなたは日本人として就職活動しているのではない、MBA Candidateとして就職活動しているのだ。数多くのアメリカ人、インターナショナルのアルムナイに会って、かれらがどうキャリアを作ったかを聞き、彼らのエナジーに触れてほしい。彼らの多くはあなたの価値を認め、あなたを励ましてくれるはずだ。かつて、彼らもおなじように彼らの先輩に励まされ、道を探してきたからだ。

どうか、自信をもって仕事を探してほしい。あなたにはそれに見合うだけの価値がある。そして、1年後、2年後に同じような後輩が君のもとにやってきたときに、同じように君の経験、そしてエナジーを分け与えてほしい。

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